じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

10月30日(金)

【思ったこと】
981030(金)[一般]「表サイトと裏サイト」、「表日記と裏日記」
 Web日記の世界では、実名の日記作者が、別のハンドル、サーバー、メイルアドレスを使って「裏日記」を書くケースがある。こういう場合は、御本人が積極的に公開されない限り、「あの裏日記は○○が書いている」などと指摘することは慎むべきであると私は思う。法律的に違反するとかしないとかいう問題ではなくて、裏日記は裏だからこそ面白いのであって、それを暴露してしまったら興ざめだ。←私が愛読している裏日記(主に2本)は、表日記との対応を知った上で拝見させていただいているけれど。

 しかし、実名をあげて批判活動を行う血液型性格判断関連サイトの場合には裏日記の特例はあてはまらない。フェアで責任ある御発言を続けていただくためにもぜひとも正体を明らかにしていただきたいと思う。ここでいう「実名、匿名」とは戸籍上の本名とかHNとかいうことではない。万が一、誹謗中傷とか著作権侵害のようなトラブルが起きた時にはちゃんと社会的責任をとっていただくために、必要な自己紹介を付していただきたいという意味である。特定のサイトの中だけで実名をあげて批判活動を行い、現実の世界では「いい子」のままで居るなどということは許されない。批判される側がサイト外の発言等との論理の一貫性を問われるのと同様、批判する側においても、別サイトでの記述や実生活での公的な発言を含めて主張の一貫性が問われる。そこまでの覚悟がなければネット上での批判活動はできない、と私は考えている。

 上に述べたことは、「血液型性格判断」を批判する側についても言えることだ。戦前の古川竹二氏や、戦後の能見正比古氏・能見俊賢氏父子の実名を挙げて批判する者は、やはり実名でサイトを立ち上げるべきであると私は思う。