じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

10月14日(火)

【思ったこと】
981014(火)[心理]ふたたび血液型性格判断(8):血液型によって日記の書き方に違いがあると言ったのは誰だ?
 きょうは情報の収集と入力に手間取ったので、引用のみ。以下のA〜Eさんは、血液型性格判断マニアならば誰でも知っている有名な人が書いた文章である。さて、誰の文章でしょう。本来、ほかの人の文章を引用する場合には出典を明記するのが当然の義務であるが、クイズということなので、これは翌日までご容赦願いたい。
  1. Aさん
    • O型は日記を書くのが、わりあいにすきで、いつまでも大切にする。
    • A型は、日記を書いてもメモをするような感じ。
    • B型は、日記は思いつきで書いても長つづきしない人が多い。
    • AB型は、日記を書いても、すてることがある。
  2. Bさん(抜粋)
    • O型:「顔は、全体にまるい感じ」、「まるい鼻、うすいくちびるの人が多い」、「話をしているとき、相手の体にさわることが多い」、「お小づかいはガッチリためる」、「電話をするとき、長話などあまりしないで、用けんを上手に伝える」
    • A型:「きれいなひたい」、「ツンととがったアゴと鼻の先」、「ほしい物があると、すぐ買ってしまうので、お小づかいはたまらない。」、「とてもよくわらう」、「長電話になりがちな人が多い」
    • B型:「目と目が離れている」、「小鼻が、左右に広がっている感じの人が多い」、「お小づかいは、自分でいくら持っているか、わからないことが多い」、「赤い色のすきな人が多い」、「思いつくとすぐ電話をかけることが多く、長電話になる人もいる」
    • AB型:「鼻は、わりあい、高い人が多い」、「ニコッとわらう」、「フリルのついた洋服がすき」、「食いしんぼうで、間食がすき」、「お小づかいは、多めに持っていることが多い。」、「電話がかかってくるとよろこぶが、自分からすすんで電話をかけることはあまりない」
  3. Cさん
     確かに4種類の性格しかないなどということはありえないことです。私たちはそれぞれ違った環境で育ち、ひとりひとり自分だけの個性を持っています。しかし、もともとの材質に特徴があるのだとしたら、まったく同じ環境で育ってもその材質の違いはにじみでてくるはずです。分かり易く料理にたとえて説明しますが、どんなに手を加えた料理でも、材料が魚なら、魚の持ち味が生かされているものです。
     人間の個性はひとりひとり、数々の要因が組み合わされて形成されていくものです。そして血液型はこの形成要因の基本的なもののひとつではないかという考えに立って研究をしているのが血液型人間学なのです。
     この研究は、今スタート地点に立ったばかりです。今後研究を進める中でおこる数々の問いを、読者も含めた多くの人々と考えていきたいと思っています。
  4. Dさん

     私たちは、血液型ごとの気質特徴の一部分を安易に取り上げて、それで人の性格をキメつけてはいないでしょうか。処世術に生かせる、便利な特効薬ぐらいに考えているかも知れません。
    もちろん、大衆がつくる大衆のための科学としてスタートした分野ですから、面白おかしく、すぐ役立つ実用知識として、自由に幅広く情報交換できることは必要です。ただ一方で、多くの人々に潜在する性格のキメつけと、誤解に満ちた性格用語、人に対する差別意識や先入観を洗い流さないで、勝手に血液型分類で価値評価をしたり、 いい加減な情報を振り回す愚かは、何としても避けたいものです。
     人間性の科学は、学問としてのスタート地点に着いたばかりです。これまで、あまりにも主観的に語られすぎている、人間の心と行動の問題......どうせ分からないこととして、神秘のベールに包み込んでしまったり、経験の積み重ねで、おおむね理解したような気になってみたり、いずれも正確ではなく、実は何ひとつ分かっていないのが現状でしょう。
  5. Eさん
    • 血液型で、人の性格をきめつけてはいけない。
    • 血液型が、性格のすべてであると思ってはいけない。
    • 血液型を、占いの一種と思ってはいけない。占いは、運勢吉凶を判断するもの。血液型人間学は、科学の立場にたつ。
    • 血液型による違いより、人間どうし共通性がはるかに大きいと思うべきである。