早春のアイスランド
レイクホルト近隣の給湯施設と2つの名瀑(フロインフォッサル、バルトナフォス)


2008.2.29.
Copyright(C)長谷川芳典


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  • レイクホルト到着後、夕食までのあいだに、温泉の給湯施設と2つの名瀑を見物しました。
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  • 現地時刻は日本時間から9時間をマイナスした値です(アイスランドの正午は日本時間21時となります。)


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【現地時間16時18分】レイクホルト近郊にある温泉のわき出し口です。別府地獄と似た感じです。ここからわき出る熱湯はパイプで給湯されていきます。ネットで調べたところ、ここはデイルダルトゥングクヴェル(Deildartunguhver)というヨーロッパ随一の温水湧き出し口だそうです。毎秒180リットルの熱湯が噴出しているとか。

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【現地時間16時18分】温泉からは熱湯が噴き出していますが、外気温がマイナスであるため、ロープにくっついてつららになっていました。

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【現地時間16時18分】給湯施設の西側(下流側)。お湯を送り出すパイプラインが町のほうに続いています。

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【現地時間16時45分】給湯施設近くから眺める台地氷河です。たぶん、「Eiriks氷河」。

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【現地時間16時51分】フロインフォッサル(Hraunfossar)。「フロイン」は溶岩、「フォッサル」は滝という意味だそうです。富士山麓の白糸の滝と似たような感じ。アイスランド語で滝のことは「フォス」と呼びますが、複数形は「フォッサル」となるらしいです。じっさい、ここの滝は1kmくらいにわたって続いています。

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【現地時間16時56分】フロインフォッサルの滝の上流側にあるバルトナフォス(Barnafoss)です。「バルトナ」というのは「子どもたちの」という意味らしいが、子どもたちの遊び場ではない。かつて2人の子どもたちが天然の岩橋からこの川に誤って落ち、流れに巻き込まれたという言い伝えに基づくもののようです。なおこの言い伝えには、「母親が嘆き悲しんで、橋を壊して後を追った」とか「橋をかけようとすると必ず不幸なことが起こって失敗する」とった伝説もあるようですが、観光客向けに作られたものなのか、尾ひれのついた流言のたぐいなのかは未確認。また、「Barna」がなぜ「バルナ」ではなく「バルトナ」と発音するのかもよく分かりません。「Gullfoss」が「グルフォス」でなく「グトルフォス」と発音するのと関係があるのだろうか。

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【現地時間16時58分】バルトナフォスの橋から、下流側のフロインフォッサル(右岸)を眺めたところです。

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【現地時間17時02分】↑の写真に見えている左岸の岩の上の展望台から、フロインフォッサル(右岸)を眺めたところです。滝の一部は凍り付いてつららになっています。

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【現地時間17時06分】上流方向の眺めです。後ろに見えている雪山と台地氷河の一部には、翌日にオプショナルツアーで訪れました。

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【現地時間17時18分】帰りがけに眺める台地氷河です。たぶん、「Eiriks氷河」。