じぶん更新日記

1999年5月6日開設
Y.Hasegawa
[今日の写真] ナンキンハゼ。昨日アップした「朝日を浴びるセンダンの実」の隣りにあり、ちょうど「ぎんさん」の役割を果たしている。大学構内には、キンモクセイとギンモクセイをならべて植えているところをよく見かけるが、このセンダンとナンキンハゼのペアも、「金、銀」の美しさを対照させることを想定して植えられたものなのだろうか。

1月20日(木)

【思ったこと】
_00120(木)[因得]迷惑メイル3題

 私自身が迷惑であると感じるEメイルについては何度かこの日記で取り上げたことがあるが、最近は手の込んだものを見かけるようになってきた。
  •  1月の11日頃に受け取ったものは「ご希望の資料です」という題名。何度か述べたように、私は、ユーザー登録していない業者からのメイルは読まずに廃棄している。しかし「ご希望の...」とあれば、「あれっ、何だったかな」ととりあえず開けてしまう。内容は、全く覚えのない宣伝。読ませるためのあざとい(←日記猿人用語?)題名と言うべきか。

     しかしこういう形で、開けた瞬間に読み手に腹を立たせてしまったら宣伝にならないのでは?少なくとも私は、そういうメイルを送りつけてきた業者の商品はいくらお得でも買う気にはならない。題名をごまかすぐらいだから商品そのものもどうせインチキだろうという印象を受けてしまう。

  •  2番目はよくある話だが、私のアドレスを送信リストに勝手に登録しておいて
    万が一、このメールを不快に思われましたらば、お手数をおかけしてしまい恐縮ですが、
    unsubscribe ○○○
    と本文に書きこんだメールを
    majordomo@○○.○○.○○.jp
    宛てに送ってください。直ちにリストから削除されます
    などと但し書きをつけたものだ。いくら丁寧な表現を使っても、「読みたくないなら○○しろよ」と強要していることと変わりない。本当に相手の立場を尊重するならば、「今後こういう案内を送ってもよろしいでしょうか。OKの方は、○○まで返信してください。」とすべきところだろう。

  •  3番目は、私が参加している某ML。最近、そのMLの目的とはあまり関係のなさそうな内容の発言を頻繁に発信する参加者が現れた。少々度が過ぎると思ったので、とうとうしびれを切らし
    このMLの趣旨は
    http://○○○....
    に記されているとおりで
    ○×□△
    となっております。
    MLは、個人HPやネット掲示板と異なり、参加者はすべての発言をメイルとして受け取らなければなりません。
    私の場合など、公的なメイルや学生からのリポートなど含めて毎日50通以上を受け取っており、MLであまり目的と関係のなさそうな個人的な感想ばかりを述べられるとメイルボックスがパンクしてしまう恐れがでてしまいます。
    このような点にもご配慮ください。

    非定型な個人的な感想を述べたい、コメントももらいたい、対話をしたい

    というご希望であれば、「Web日記+ネット掲示板」という発信形態をとることをオススメします。
    これならば、そこにアクセスしたい人だけが寄り集まって来ますので良識の範囲で何を発言しても自由ですし、他の方のメイルボックスを満杯にする恐れもありません。
    という発言を出したところ....ま、予想されたことではあるが、当人から言い訳めいた発言がさらに2件、おまけに私あてに「MLでのレスありがとうございました」とのメイルを送って来られた。ま、悪気は無いのだろうが、私の発言の趣旨を理解してくれたらそういう反応はされなかったと思うのだけれど...。
     この方、どうやら最近になってEメイルを使い始め、MLでの発言にレスがあることで過剰に強化されてしまった(=いわゆる「ハイ」になってしまった)方のようだ。もちろん私は返事など出さずに無視を決め込むけれど、この日記をご覧になるかもしれないので、ここにお返事を書いておこう。
    車の運転ができるようになるとは、ただ車が動かせるようになることではない。道路でいかに安全かつ他者に迷惑をかけないように運転するかを学んで初めて身につけたと言えよう。Eメイルも同様。ただ発信ができるようになっただけでは、メイルの送り方を身につけたことにはならない。
【ちょっと思ったこと】
  •  夕食時にNHKクローズアップ現代「追跡・漂流する有害廃棄物」を見た。フィリピンに不正輸出され国の手で回収された医療廃棄物の話題が中心であったが、根は深い。冷蔵庫、大型テレビなども、自治体による粗大ゴミ回収ではなく業者による有料回収となれば、家電販売店としても顧客サービスのために廃棄コストを下げようと動く。となれば処理業者のなかにも、少しでも利益を上げようと不法投棄したり、海外に中古品とかリサイクルのための部品として「輸出」する者が出てくるだろう。中には海洋に投棄することもあるかも。

     廃棄物と言えば、この近くでは瀬戸内海の豊島(てしま)における不法投棄問題がすぐに浮かぶ。民間業者による廃棄物処理処理事業は、競争原理の荒波に揉まれるなかで正常に育つものなのか、それとも「いかに将来の環境汚染をもたらそうとも、目先のコストダウンになり、しかも見つからなければ、何をしてもよい」という行動を強化してしまうことになりはしないか、いろいろと考えさせられる。

     また、廃棄物の根本問題は、現代人の生活を「ゴミを出さない」スタイルに変革していくことにある。そのために求められるのがまさに行動科学。頑張らなければ。

  •  1/21朝のNHK「アジア&ワールド」はブータンの話題。標高3000m以上の山岳地帯に住む遊牧民が一家揃って2晩野宿したのち低地の顔なじみの農家を訪れる。遊牧民は特上のバターを提供し、代わりに穀物を受け取るという物々交換。まさに貨幣経済以前の状態だ。なかには金に換えて店で好きなものを買う遊牧民も居るが、あくまで特定農家との信頼関係を大切にする人々も多いという。確かに、今の時点では貨幣に換えたほうが得をするとしても、将来的に買いたたかれ必要最小限の穀物さえ手に入らなくなる恐れもある。市場経済や競争原理を考える上で興味深い事例と言えよう。

     1/6の日記に引用したように、ブータンでは、1999年夏からプラスチックの袋などの使用・販売を法律で禁止することにしているという。日用品は木や竹製品が主体。現国王は、GNPに代えて「GNH(Gross National Happiness)」を国の方針にすると言明しているとか。 21世紀の環境問題、消費行動、生きがい問題などを考える上で、ブータンの人々の生きざまを知ることは大いに参考になるように思う。
【スクラップブック】
【今日の畑仕事】
ホウレンソウを収穫。