じぶん更新日記

1999年5月6日開設
Y.Hasegawa
[今日の写真] フジバカマ。昨年秋に花屋さんが処分品として売っていたものが見事な株に育った。藤色の袴に似ているところから名がついたと言われるが、袴そのものに対するイメージが薄いのでしっくりこない。山村地域を散策しても野生種に出合うことは殆どない。見つけた、と思ってもたいがいはヒヨドリバナ。

11月10日(水)

【思ったこと】
991110(水)[一般]11月に注目すべき日と言えば...

 今年の11月11日は、平成11年11月11日11時11分11秒が実現可能な日としていろいろなイベントが予定されていると。ひょっとすると日記猿人でも、この瞬間に更新報告をするなどどいうイベント好きの日記が現れるかもしれない。

 しかし、西暦2000年も平成11年も人為的に定められたものであって、自然現象とは何の関係もない。私自身はむしろ16日と18日が最も注目すべき日であると考えている。

 このうち16日は、日の出とともに水星の日面通過が起こる。日面通過というのは、水星が太陽の前面を通過する天文現象。月が地球と太陽の間に入るのが日食、代わりに水星や金星が間に入るのが日面通過ということになる。

 天文雑誌やネット上の情報によれば、日本で水星日面通過が見られたのは1973年、1986年、1993年。次回は2003年の5月7日であるという。今回の場合は、日本では日の出とほぼ同時に食が最大となるため、東南東の空が開けた地域でしか観察することができない。それと、水星の赤道半径は2440km、太陽の半径696000kmの285分の1しかない(日面通過時は、水星のほうが地球に近い位置にあるので実際は200分の1程度の視半径)。過去の記録写真を見ても分かるように、じっさいには太陽黒点より小さいゴミのような点が少しずつ移動するだけ。強いて言えば、太陽黒点は完全な黒ではないが水星は完全な黒になること。また太陽面の縁付近の黒点は、地球から斜めの方向に眺めるため形がゆがんで細長くなりがちであるが、球体である水星は完全な円形を保つという違いがある。いずれにせよ、肉眼では全く観察不可。能望遠鏡を使って太陽を白い紙に投影したとき、やっと黒点状の円盤が写るだけということになるだろう。

 ちなみに、水星の日面通過という現象は5月と11月以外には決して見られないという。これは、公転している地球が5月と11月に来る位置に水星の軌道面と重なるポイント(昇降点)があるため。

 日面通過は金星でも見られるが、こちらはさらに希少価値がある。日本では前回は1874年、次に見られるのは2004年の6月8日であるというが、果たして晴れてくれるだろうか。

 11月のもう1つのイベントは17日夜から18日明け方にかけて予想されるしし座の流星群だ。昨年はマスコミでも大きく取り上げられ、Web日記作者の中にも真夜中にお出かけになった方が多数おられた。我が家も98年11月17日の日記に記したとおり。

 流星雨の出現は予想が難しく、昨年は多くのにわか天文ファンをがっかりさせてしまった。今年はその反動か、マスコミでもそれほど大きく取り上げていない模様だが、いくらなんでも全く見られないということはあるまい。当日の夜が晴れの予報であれば、アパート下の公園ベンチにでも寝そべって明け方まで眺めて見ようかと思っている。
【ちょっと思ったこと】
  • 11/11朝のNHKニュースによれば、中学2年生の43.2%は「家で全く勉強しない」(たぶん「昨日は全く勉強しなかった」という形の回答内容)と答えたという。しかしこれだけでは、放課後に全く勉強しないという意味なのか、塾で遅くまで勉強してきたのか、よく分からない。大学生の履修登録科目に上限を設定して、講義1回分に対して3倍の予復習時間を確保させようなどと言われているが、中学高校時代にきっちり予復習をする習慣を持たない学生がこれによって自力で勉強するようになるかどうか、少々疑問。
【本日の畑仕事】
水まきのみ。
【スクラップブック】