9月25日(金)
【ちょっと思ったこと】
- 9/25の朝日新聞によると、新潟県の国立療養所犀潟病院の精神科病棟に入院中の女性が拘束中に窒息死。この患者以外にも、診察無しの隔離やカルテ記載の不備が常態化していたという。驚くべきなのは、この件について県が行政処分にあたる改善命令を出す方針を固めたことに対して、厚生省国立病院部は「現在は改善されてきている」とか「悪質な民間の精神病院と同列に扱うべきではない」などの理由で行政処分に反対しているという。国立療養所を所管する厚生省が病院をかばうような態度に出ているとしたら大問題。また、それはそれとして、その患者の主治医は「患者の状況を一番よく知っているのは看護者なので、拘束の判断は任せていた」などと語ったそうだが、主治医は患者の状況を知らずに一体何をしていたのだろう。ただ薬を処方し、特定の行動改善プログラムも無しに暴れれば拘束、看護の手が回らない時には暴れなくても拘束というのでは、治療も何もあったものではない。
- 台風が過ぎ去ったというのに、今度は秋雨前線の活発化により四国・中国地方各地で大雨。高知では1時間の雨量が100ミリを超え(高知で観測史上最も多い112mm)、また一日の総雨量が900ミリに達したところもあるという(土佐山田町で994mm、高知市で874mm)。このことで思い出すのが1982年7月23日の長崎大水害。長崎では1時間に128mm、その北にある西彼杵郡長与町では確か178mmもの雨が降ったと記憶している。ただし、この時の一日の総雨量は長崎で448mmにすぎず、今回の豪雨の半分に過ぎない。今回、これだけの記録的雨量を記録しながら長崎ほどの大被害に至らなかったのは、雨水が一気に市の中心部に流れ込む長崎市に比べて、高知市が比較的平坦な地形であったことによるものと思われる。
<9/26追記>gooで1時間あたりの降水量日本記録を調べたところ、こちらに資料あり。やはり日本一は長与町であったが、数値は187mmの間違いだった。私が長崎で仕事をしていた時のアパートが長与町にあったので、この町の名前はたいへん懐かしい。
- <9/26追記>昨日の日記で、血液型性格判断のことを取り上げたところ、さっそく長谷川の実名入り対話コーナーが誕生して驚いた。ま、このことについては明日の日記ネタにさせていただくが、このページの主宰者はひょっとして日記猿人に登録されている方なんだろうか。対話コーナーも結構だが、毎日日記を書いていただいたほうが、私としても「日記読み日記」でとりあげやすいんだがなあ。いや、ひょっとしてもう執筆されているんだろうか。
なお、明日の日記では、Web上での意見交換のありかた、Web日記上での反論のありかたといった一般論から述べることになる。気長にお待ちいただきたいと思う。
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【新しく知ったこと】
今年の夏は8月下旬からずっと日照りが続いていたが、台風7号以来、一転して雨模様。予報によれば9/26〜10/1まではずっと曇りか雨。晴れマークは10/2になった初めて表れていた。この天候に喜んでいると思われるのがカタツムリたち。この写真を撮ったブロック塀には10匹ほどが観察された。
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【夕食後の夫婦の散歩】17日目。妻の歩数で4547歩。
- 妻が自分で作ったケーキを近所の知り合いに届けに行くというので、新野〜100円均一ショップ〜農学部構内というコースをたどる。
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【生活記録】
- 昨日の日記で書き忘れたが9/24夜のTVチャンピオンは「おもちゃ王選手権」。二連覇を果たしたのは石川智茂氏(36)だった。記憶力もさることながら、あの積み木崩しゲーム(名前は何と言ったか忘れてしまった)の腕は見事なものだった。
- 午前中、岡山南部に大雨洪水警報が出され、息子の中学は、21日(台風7号による暴風警報)、22日(秋分の日)、23日(兵庫県に大雨警報)に続く4連休となった。と言っても、23日と24日は、学校にいったん登校してからの下校指示であった。いっぽう、娘の小学校のほうは、暴風警報が出た21日のみ休校。
息子の中学のほうはJRによる通学者ばかりのため、大雨警報だけでも休校になる。といっても、土曜休業無し、夏休みが10日しか無い学校のことだ。休校日が増えれば増えた分だけ、冬休みが削られるのだろう。
- 9/25の昼頃、大学の南福利施設(ピーチユニオン)前で勧誘活動をしている女性を見つけた。もしやと思って北施設(マスカットユニオン)のほうにも行ってみたらこちらにも二人組の女性。いずれも、持ち物や勧誘のスタイルからみて統○教会系の団体によるものと断定される。この日記で不定期連載中の「信仰について」でいずれとりあげたいと思っている。マンション販売でもネズミ講でもそうだが、勧誘しなければ成り立たない商売にはロクなものがないが、宗教はどうかな。
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【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】
- 元総評議長の太田薫氏が24日に死去。86歳。[9/25朝日]
- ライシャワー元駐日米国大使夫人のハル・ライシャワーさんが23日に死去。83歳。[9/25朝日]
- 元大関の小錦が年寄の退職願を提出。角界から離別の意向。
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