【思ったこと】
980919(土)[生活]京都で見たこと、思ったこと(1)
- こちらのセミナーと運営委員会出席のため京都まで日帰り。
- 京都駅には、運営委員会の開催時刻より1時間10分ほど早く到着。時間的余裕を利用して地下鉄東西線に初めて乗り、「蹴上」まで行ってみた。この東西線は地下相当深いところを走っているらしく、エスカレーターを4〜5本乗り継いでやっと地上に出た。京阪の山科方面への線路がいつの間にか撤去されていて驚く。
<追記>こちらに、「10月12日地下鉄の開通によって京阪電鉄京津線(けいしんせんと読みます)の京阪三条−御陵(みささぎと読みます)間が廃止になります、」と書かれてあった。ということは、もうすぐ1年になるのか。知らなかったなあ。
- 当初は、京都動物園で馴染みの動物の写真を撮ろうかと予定していたが、急に雨がきつく降りだし、代わりに南禅寺方面をブラブラしてから、「値下げ」で有名なMKタクシー(初乗り640円のところ590円)に乗って京大構内へ。乗客が乗降りする際に運転手が降りてきてドアを開閉。これもMKのサービスか。
- 京大構内も新しい建物などが建てられていて景色の変わりように驚く。文学部には8階建ての新館が出現。中央食堂と時計台地下の生協購買部は、内装と品揃えは多少変わっていたものの昔のままだった。
- 運営委員会には私の恩師の名誉教授も来られていたが、セミナーには参加せず挨拶だけして家に帰られるという。前から、大学に寄贈する予定の本の中で欲しい物があればくださるという話があり、せっかくの機会なので、セミナー参加遅刻を覚悟で、名誉教授のお帰りに同行してタクシーでご自宅までおじゃまする。
- ご自宅では、コンピュータの設定やネットへの接続に関して幾つかアドバイス。コンピュータの設定は何と256色モードになっていた。ネット関係では私の公用ページもブックマークさせていただいた(→といっても、まさかこの日記までは読みに来られないと思う)。四年前に癌の手術をしたが幸い生存率20%の中に含まれていることとか、書庫に私を案内してここにある分はまだ使っているが欲しい本があれば印をつけておいてくれと言われるなど、少々弱気のお話を賜った。本を何冊かいただいて、セミナーの会場に戻る。名誉教授は、わざわざ門の外まで見送りに出て来られて、いちど私が振り返ったらまだ立っておられた。この先生に見送られたのはこれが初めてではなかったかな。何となく運命的なものを予感してしまった。
- 何となく東山通りの景色を見たくなったので、帰りは206号系統のバスに乗って東山経由で京都駅に向かった(あっ、そのまえにセミナーで4時間ほど話を聞いたが、その際に考えたことは別の日にとりあげたい)。
- バスに乗ったのは百万遍からであったが、次の停留所がいつの間にか「京大正門」に変わっていた。ここは昔は「東一条」と言ったところだ。ちなみに岡大だったら「岡大東門」「岡大西門」「岡大入口」「岡山大学筋」と大学名の含まれたバス停が4つもあるのだが、京大はこれまで、北白川〜百万遍〜東一条〜近衛通というように、大学名の入ったバス停は1つも無かった。そう言えば、昼前に南禅寺から大学にタクシーで向かう途中に左京郵便局の前を通ったが、私の錯覚でなければ、いつのまにか「京都岡崎郵便局」になっていた。
- 近衛通りから熊野神社前に進む途中で、「らんたんラーメン」の店が開いているのを発見。バスを降りて食べようかと思ったほど懐かしかった。その近くには「よろずや談義」の名前の元になった「よろずや」があるはずなので目を凝らして外を見ていたが、それらしき看板は見あたらなかった。
- 京都駅の大きな駅ビルも初めて見る。エスカレーターがビルの最上階まで伸びているような感じで、未来都市空間をイメージ。もっともあんまり古都らしくない風景だ。
- 以上、後日写真を公開する予定です。
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