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昨日の日記

9月5日(土)

【思ったこと】
980905(土)[電脳]一太郎のバージョンアップとHTMLメイルのよしあし
 数日前に、ジャストシステムから「一太郎9」のバージョンアップ優待販売のお知らせが来た。10年前だったらパソコンでワープロと言えば「一太郎」が定番だったが、最近は相当にシェアが下がり、ジャストシステム自体もかなり苦しくなっているとか聞く。そんななか、ver2.0の時代からずっとお付き合いし、おまけにジャストネットにメインのHPを置いている私などは、大のお得意さまということになりそうだ。

 とはいえ、私はこの日記を含めて、ほどんとエディタ(Mifes)で文章を書くようになった。タグはすべて漢字として登録している。実際に一太郎を使う必要があるのは、公的な文書のごく一部だけ。最近では、教材でさえ、HTML文書をブラウザで表示して印刷するということが多い。いろいろ改善された点は理解できるが、待ちに待ったバージョンアップという印象はあまり無い。そういえば、昨年の9/2210/20の日記にも同じ様なことを書いていた。

 今回のバージョンアップで多少注目したのが、HTML文書保存機能と高速インターネットメイルソフト「Shuriken」だろうか。HTML文書保存機能は、昔の文書をHTML化するときなどにこれまでも活用してきたが、精度がアップするということであれば有り難いことである。もっとも、タグがゴテゴテとくっついて、タグ無しのテキストファイルの3倍、4倍にでもサイズが膨れ上がるようなHTML文書はあんまり関心しない。例えば、この日記に限っては、フォント指定のタグなどまったく不要。読者の方が、お好きなフォントで読んでいただければ結構。

 HTML文書保存機能のうち、私が最もよく利用するのは表作成機能である。ただし、これも何かと不要なタグが多いように思う。例えば、下の表をみていただきたい。
 
1.02.0
2.03.0
3.04.0
この表は一太郎で作ったものだが、上記の表部分だけで754バイトも使っている。下はそのソース。但しタグは、全角の<>で囲ってある。

<TABLE BORDER="1" CELLSPACING="0" BORDERCOLOR="#000000" BORDERCOLORLIGHT="#7F7F7F" BORDERCOLORDARK="#000000">
<TR><TD ALIGN="CENTER" VALIGN="TOP" WIDTH="228"> </TD>
<TD ALIGN="CENTER" VALIGN="TOP" WIDTH="228">A</TD>
<TD ALIGN="CENTER" VALIGN="TOP" WIDTH="228">B</TD></TR>

<TR><TD ALIGN="LEFT" VALIGN="TOP" WIDTH="228"> 1</TD>
<TD ALIGN="LEFT" VALIGN="TOP" WIDTH="228">1.0</TD>
<TD ALIGN="LEFT" VALIGN="TOP" WIDTH="228">2.0</TD></TR>

<TR><TD ALIGN="LEFT" VALIGN="TOP" WIDTH="228"> 2</TD>
<TD ALIGN="LEFT" VALIGN="TOP" WIDTH="228">2.0</TD>
<TD ALIGN="LEFT" VALIGN="TOP" WIDTH="228">3.0</TD></TR>

<TR><TD ALIGN="LEFT" VALIGN="TOP" WIDTH="228"> 3</TD>
<TD ALIGN="LEFT" VALIGN="TOP" WIDTH="228">3.0</TD>
<TD ALIGN="LEFT" VALIGN="TOP" WIDTH="228">4.0</TD></TR>
</TABLE>

じっさいには、上記のテーブルの外側にもう一つ表タグが入っている。画面上での位置を固定するためであろう。いい加減なHTML文書ばかり作っている私が言うべきことではないかもしれないが、単純な数表を作るのに、いちいち「CELLSPACING="0"」とか「BORDERCOLOR」、「BORDERCOLORLIGHT」 「BORDERCOLORDARK」などの指定、あるいはセルごとに「VALIGN="TOP"」とか「WIDTH」指定などする必要が無いように思う。ま、市販のHTMLエディタでも同じ様にゴテゴテついてくるのだろうが。

 もうひとつの話題の高速インターネットメイルソフトShurikenだが、私の理解する範囲では、HPの画面がそのままメイルとして送受信される機能、つまり、自動添付・展開機能つきのメイルソフトということになるかと思う。しかし、私個人のこれまでの習慣から言うと、メイルはテキスト文だけで十分。

 そもそもEメイルのよい点は、季節の挨拶とか「拝啓 時下ますますご清祥の..」なんていう余計な挨拶文抜きで、手軽に送受信できるところにあった。それが、丁寧にデザインをほどこしたHTMLメイルなどを送って来られたぶんには、数行程度のテキストでは返事が書きにくくなる。だいいち、メイルボックスの容量がすぐにオーバーしてしまって、他の重要なメイルが受信できなくなる恐れすらある。

 私はもともと、ウィルス対策と煩わしさから、添付ファイル付きのメイルはごく親しい知人からのものを除いては、ファイルを展開せずに廃棄することにしているのだが、そっくり捨てたとしてもいったんはメイルボックスに取り込まれるわけだから容量オーバーの原因になることに変わりはない。htmlメイルということになれば、添付ファイルをたくさんくっつけた上に、ゴテゴテとタグで膨れ上がった大サイズのものが送られてくるのであろう。特に、今でさえ迷惑している宣伝メイルなど、html化されて送られてきたらたまったものではない。ということで、私の場合、テキストファイル以外のメイルは今後ともお断りすることになるだろう。

 ま、いま上に述べたことは、個々人がメイルをどういう目的で使うのかによって賛否両論あるかと思う。電子年賀状のようなものも、丸ごとメイルで送ってもらったほうが感激する人もいるだろうし、私のように、テキストで「○○さんからの年賀状を預かっています。どこそこのurlにアクセスしてください」というお知らせだけいただいたほうが、ありがたいという場合もある。

 最後に、このバージョンアップ価格だが、パンフレットでは8000円、花子9とセットにすると15000円であると記されている。ところが、その左の方をよく見ると、大学の学生・教員向けには4800円のキャンパスキットが販売されると書かれてある。つまり、バージョンアップするよりは、新規にキャンパスキットを買い直したほうがお得ということになる。ありがたいことである。一太郎が初めて登場した時の価格は、確か5万8000円であった。購入資格が限定されたキャンパスキットであるとはいえ、1/10以下まで値下げしたというところにジャストシステムの苦悩が感じられる。
【ちょっと思ったこと】
【新しく知ったこと】
  • 西日本テレビ系の「第22回鳥人間コンテスト」の終わりのほうだけ見た。人力だけで20km以上も飛ぶとは凄い。もう少し改良して、レジャー用の人力飛行機が開発されたら楽しいだろうと思う。同じ水上のレジャーでも、水上バイクはやかましくて困る。もっとも、人力飛行機自体は静かに飛ぶとして、併走するモーターボートがやかましいから結局は同じか。
【生活記録】
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】