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7月19日(日)

【思ったこと】
980719(日)[生活]9割引のゲームソフト
 オフミ日和の昨日とはうって変わって、朝方から時折雨が降るあいにくの天気だったが、夕刻降り止んだところをみはからって、運動公園で開催中の「祭祭」まつり(正式名称は、「おかやまの祭り 祭祭'98」というらしい)に家族全員で行ってきた。この祭り、昔は「サマーカーニバル」と言っていたものだが、いまひとつ趣旨が分からない。京都の祇園祭とか東北の三大祭りに比べると、目玉となる出し物が何もなく、もっぱら出店が並ぶばかりという気がしないでもない。とはいえ、会場は私のアパートからは目と鼻の先にあり、場内放送や音楽もそっくり聞こえてくる。毎年必ず足を運ぶことになってしまっている。
 我が家では毎年、それだけで殆ど1年間を過ごせるほどの大量の中古ゲームソフトをここで仕入れてきた(昨日アップのオフミ写真に売場風景あり)。まあ、祭りの目玉といえばこれぐらいかと思う。
 今年の特徴と言えばやはりスーファミの衰退ということになるだろうか。以前はこれ一色だったところが、プレイステーション、セガサターン、スーファミで1/3ずつに分割され、中古品販売問題でモメているせいか、ソフトの種類も極端に減っていた。また、プレステのソフトはすべて新品となっていた。値段のほうは昨日の半額となっており、スーファミの中古カセットは3個で500円、プレステソフトは1個500円均一となっていた。買ったソフトはこんな感じ。詳細なリストはこちら。全部試すほどの余裕が無い。もし、リストの中で息子向け、娘向け、おやぢ向けにお勧めのものがございましたら、こちらまでお知らせいただければ幸いです。

 ゲームソフトで私自身が印象に残るものを3つあげよと言われれば、「ファイナルファンタジー4」、「ロマンシング・サガ」、「ダンジョンマスター」。あと2つ加えよと言われれば「ドラゴンクエスト5」と「ファイナルファンタジー6」ということになるだろうか。いずれもロールプレイングゲーム。かつて毎晩寝る前に30分ほど遊んでいた時期があったが、「ファイナルファンタジー6」をクリアする前に遠ざかり、以後は家族で「桃太郎電鉄Happy」を始めた程度。この「ももてつ」も、99年コースの65年目ぐらいで中断している。
 TVゲームをあまりやらなくなった理由は2つある。1つは、息子が中学受験、入学後も野球部の練習で帰りが遅くなり、帰宅後してからは大量の宿題に追われて滅多に遊ばなくなったため。子供の勉強中にその横でオヤヂがファミコンに熱中するのはちょっと気が引ける。もう1つの、そして最大の理由は、この時間帯にWeb日記を書くようになったためである。今回もゲームソフトを大量に仕入れてみたものの、日記を休止してまで遊ぼうという気持ちは起こらない。まあ、プレステのソフトなどは20年ぐらいは十分保存がきくだろうから、老後の楽しみにとっておけばよいかとも思う。もっとも、目が老化してくるとこういうものでは遊べなくなってしまうかもしれないが。
【ちょっと思ったこと】
  • 自民党総裁選では国家公務員の大幅削減を提唱している人がいるようだが、大学ではすでに事務官の削減で、守衛さんの大半、休日や夜間の警備、清掃・環境整備はすべて外部業者への委託となっている。もはやこれ以上の削減は難しい。ただし、今後、大学内で人件費の削減をはかるのであれば、1つだけ名案がある。国立大学教官の定年を一律60歳に引き下げることだ【注:東大は60歳定年だが、地方の国立大の大半は65歳定年となっている。】。こんなことをここに書くと、私のキョウヂュ昇進も危うくなるかもしれないが、60歳以上の教授の中にはすでにアクティブで創造的な仕事からは身をひいている人もおられるように思われる。研究の生産性や教育への情熱を考えると、60歳以上の教授より35歳の助教授を増やしたほうが大学全体の活性化につながる。では60歳をすぎた人はどうすればよいのか。可能な処置としては
    • 教育上の業績が評価されている人ならば非常勤講師として全国をかけめぐることができるので生活に困窮することは無かろう。どこからも呼ばれない人はもはや教育能力無しということだから自業自得。
    • 名誉教授として利用できる学内施設の範囲を広げる。
    • 学部長に選ばれた場合はその任期のあいだは現役教授に復職させる。
    といったところであろうか。教授定年を60歳とすれば、生活を支えるためにアルバイトを余儀なくされているオーバードクター、あるいは雑用に追われているぢょしゅを早目に助教授以上のポストに登用する機会が増える。これによって、60〜65歳のきょうぢゅに支払っていた給料と若手ぢょきょうぢゅに支払っていた給料との差額分がそっくり財政再建に向けられることになる。
  • 7/20の朝日新聞によれば、19日朝、大阪府寝屋川の無職の男性(49)が息子二人を絞め殺したうえ自分も首を吊って無理心中したという。この男性は約6年前から自然や宇宙の力、予知能力などに傾倒するようになったと書かれてあったが、いったい何が無理心中を引き起こしたのだろうか。純粋に思想上の帰結なのか、それとも背後に何らかの病的な問題があったのか。今後の情報に注目したい。
【新しく知ったこと】
【リンク情報】
【生活記録】
【家族の出来事】
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】
  • クローン技術をパンダの絶滅防止に役立てるための研究グループが中国で発足。