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昨日の日記

7月2日(木)

【思ったこと】
980702(木)[政治]参議院選挙公報を「日記読み風」に楽しく拝見する
 参議院選挙の広報が配布された。PTA講演会の連載はお休みにして、広報を眺めた感想などを書いてみたいと思う。
 まず全体として、いまひとつ対立軸がはっきりしない。例えば「消費税を3%に」という公約で一致しているのが、ほんらいは水と油ほど違うはずの、き○うさん党とじ○う党【漢字で表記すると似た名前が多すぎで伏せ字が使えないのであえて平仮名表記とする】。おっと、しんし○かい党も3%と言っていた。

それにしても、何で党首の写真ばかり掲げたがるのだろう。このさい小さい文字でぎっしりと政策でも書き込んだ方がイメージがよくなる気がしないでもない。
  • じ○ん党の党首の写真は、笑顔を浮かべながら「プラス、プラス」と言っている。これは自信に満ちた笑いなのか、「いやーっ、すいません」と謝っているところなのか。いずれにしても、党としての公約を書かずにイメージだけで乗り切ろうとしている印象が非常に強い。
  • し○みん党は、党首の写真の代わりにイラストを掲載。写真だと怖すぎる顔になるからだろうか。しかしあんまり似ていない。き○うさん党の党首は、あんなに黒々とした髪だったかなあ。し○さんを載せたほうが新鮮なイメージが出たのでは。
  • 党首の写真を載せている政党は他にもいろいろあったが、全体としてイメージづくりに貢献しているのかどうかは今ひとつ疑問。
 大学の教官公募などでは、以前は履歴書に写真貼り付けを義務づける傾向が強かったけれど、近年はかならずしもそれを求めていない。写真によって伝えられる情報は、その人自身の業績評価には全く結びつかないし、逆に容姿やイメージで判断される恐れが出てくる。顔を見るだけでその人のすべてが分かったような気持ちになってしまうのは大変危険である。


 そのほか全体として気づいた点として、
  • 保守vs革新という色分けは殆ど無意味になった。新しいものに変えることを「革新」と呼ぶのであれば、規制緩和、行政改革、農産物自由化、新憲法制定、年金制度改革、税制改革などを主張するのが「革新」、いっぽう、食料自給率の確保、現行憲法擁護、現行法の改悪反対と叫ぶのが保守ではないか。
  • 外交問題には言及している党が少ない。国民の関心が内政問題に向いているせいだろうか。ならば、なおさら、「大きな政府論」、「小さな政府論」からの論争を活発化してもらいたかった。
  • 減税を訴える場合は、その財源の確保を明確にしてほしいところだ。なお、私が持論としている「小さな政府論」は結果的に減税をもたらすが、その分、本人の自助努力負担が増える。「小さな政府論」を展開する場合にはそのことを包み隠さず明らかにしていく必要がある。また「小さな政府論」は多様な価値観を受け入れた上で、思想の優劣は自然淘汰に任せるというのが基本であると思う。現状では、単色思想の復活を強調する勢力と「小さな政府論」を展開する勢力が同一政党の中に混在していることが対立軸を不明確にしている最大の原因ではないかと思う。
  • 政党レベルでホームページのurlを明記していたのは5党。選挙区選挙ではお一人だけEメイルアドレスを明記しておられた(←私と同じジャストネットのユーザーらしいが、アドレスの文字列がずいぶん違っている。本当に届くのだろうか)。
【ちょっと思ったこと】
  • 古新聞を整理していたら『9つの性格』(鈴木秀子、PHP)と題する書籍の広告が載っているのをみつけた(6/24付朝日)。「2000年秘伝の人間学が、人生を劇的に改善」などという宣伝文句があるが、2000年秘伝で劇的に改善されるんだったら、いまの世界はとっくに良くなっているはずだ。内容を読んでいないので直接コメントはできないが、「血液型性格判断」を含めて性格タイプ分けによる指南書がこれまでに何冊出たことか。私も、遊び半分での占いや性格テストは結構面白がってやるほうだけれど、このさいはっきり言っておく。人間をタイプ分けして固定的枠組みの中で解釈するような指南書は、すべて無意味。半年〜数年で必ず廃れる。
    「古本市場」(←注:岡山市内にある古本屋の名前)の100円均一コーナーの棚を除いてみるがいい。「ノストラダムス」だとか「天○力」とか、数年前にもてはやされた「脳内○○」などがズラリと並んでいる。
  • 九州南部に梅雨明け宣言が出されたというが、天気図を見る限り、西日本は山陰地区を除いてすでに梅雨明けの気圧配置になっている。梅雨前線がもう一度下がって雨が降ったからといって、もはや梅雨が続いているとは言い難い。中国地方南部は6/29にさかのぼって梅雨明けと見なしたほうがよさそうに思う。ちなみに、2日の岡山の最高気温(15時まで)は32.5度、最低は24.9度。大阪、神戸、京都などはいずれも熱帯夜となっている。
【新しく知ったこと】
【リンク情報】
【生活記録】
【家族の出来事】
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】