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5月3日（日）
980503（日）［日記］4月の「日記猿人界」（3）得票ランキングの及ぶ範囲【次回更新は5/6朝】
このシリーズの前回、5/1の日記において、月間得票のTop10の特徴について検討した。しかし、これは日記猿人登録日記の中のほんの一部を論じたにすぎない。本日5/3の時点で、管理者用を除く実質日記数は1408（4/30時点で1407）であり、このうち1163本の日記が得票ランキングに参加している。この全体の傾向はどうなっているのだろうか。
まず、こちらの図をごらんいただきたい。この図は、毎月の月間ランキングにおいて、1票以上、30票以上、300票以上それぞれ獲得した日記数の変化を示すものである（8、9月は一部データ欠落）。手元の資料によれば、昨年6月27日の昼の時点でランキング参加の日記数は583であった。本日のランキング参加日記数が1163であるということは、得票可能な日記数はほぼ2倍に増加していることを意味するわけだが、実際の増加はほぼ1.5倍程度にとどまっていることがわかる。
4月の月間得票ランキングをもう少し詳しく検討してみよう。まず、4月に得票を得た日記の数は、わずか553本しかない。つまり、半数以上の日記は、4月に全く得票が無いということがわかる。
つぎにこれら得票を得た553の日記の得票数の分布を下図左パネルに示す。驚くべきことに、半数以上の日記は得票数が30票以下、つまり一日1票以下しか得票していないことが分かる。ちなみに得票数の中央値は19票つまり、一日あたり0.63票にすぎない。
ところで、あまり知られていないが、日記猿人のガイドラインのページからリンクされているところに、累計得票数リストがある。ここには、ランキングに参加している日記が過去に累計でどれだけの票を得たか、という記録が毎日更新されている。こちらにリストアップされていた日記総数は5/3朝の時点で1088であった。ランキング参加日記数が1163であるということから、1163マイナス1088すなわち75の日記は、登録以来1票も得票していない。また69の日記は累計1票、中央値にあたる582位の日記は累計で44票しか獲得していないことが分かった。
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以上の検討から明らかになってきたことは、ランキング参加日記が1163あると言っても、毎日1票以上獲得している日記はせいぜい230余りにすぎないということである。この原因は、ここにあげたデータからは断定できない。いったんランキングに参加しても途中で更新をやめてしまったり、日記猿人に登録したことさえ忘れてしまっている人が多いせいかもしれない。
日別の得票数集計で1票以上獲得した日記数、あるいは24時間以内に手動で更新報告される日記の総数などを大ざっぱに眺めたところでは、おそらくアクティブに更新を続けている日記の総数は200から250前後、そのうちランキング参加日記数は180-220前後ではないかと推定される。今回のシリーズはこれで終わりとするが、今後は新作日記リストの状況などからアクティブに更新されている日記の数を把握したうえで、得票数の多い日記がごく一部である原因をさぐっていきたいと思っている。
- 「じぶん更新日記」一周年を前に、昨年5月分をようやくアップ。ファイル自体はいつでもアップできたのだが、インデックス作りに手間取る。
- 5/4明け方4時ぐらいに、東の空の金星と木星を眺める。明るさはほぼ同じぐらい。4月下旬に眺めた時より少し離れていた。左腕を伸ばした状態で握りこぶし1つ分ぐらいの間隔。4時頃だと真っ暗で、その分2惑星の明るさが引き立つ。天文年鑑にも書いてあったが、全天で最も明るい2惑星がこれだけ接近すると、ＵＦＯ2機が飛来したような感じに見えるものだ。
- 経済企画庁による「新国民生活指標（通称・豊かさ指標）」1998年版発表。1位は福井で54.34。岡山は19位で50.32。最下位は埼玉で46.55。データは96年度までの分を使用。［5/4朝日］。